あかねさん
こうきさん
人気の仮想通貨取引所として有名なBybit(バイビット)。
Bybitなどの仮想通貨取引所は度々ハッキングの被害に遭うことも多く、ユーザーは安全性の面でとても心配になると思います。
しかし、Bybitは他の仮想通貨取引所よりもとてもセキュリティの面に力を入れていると言われています。
そこで、この記事ではBybitのセキュリティ対策やBybiが安全な理由、さらにはBybitを安全に使用するためにおすすめなハードウェアウォレットをご紹介します。
- Bybitがセキュリティ対策にとても力を入れている
- Bybit運営が推奨している2段階認証などは必ず行う
- Bybitで不正がないように運営がしっかり管理している
- ハードウェアウォレットを使うとよりセキュリティが強化される
Bybit(バイビット)について
Bybit | |
---|---|
設立 | BVI(British Virgin Islands) |
所在国 | シンガポール |
送金手数料 | 無料 |
取引手数料 | 0.075% |
追証制度 | なし |
Bybit(バイビット)は、海外の人気仮想通貨取引所で、2018年の3月に設立されました。
Bybitの運営は主にシンガポールを拠点としていて、シンガポールの他に香港や台湾などその他のアジア圏を中心にオフィスを構えています。
世界中で10万人以上ものユーザーがBybitを利用しており、対応言語も英語や中国語だけでなく、日本語にも対応しています。
Bybitのサポート体制が充実していることにも定評があり、24時間365日どの時間帯でも対応してくれます。
また、Bybit運営には日本人のスタッフもいるので、何か問題があった時は日本語でも対応してくれて英語が苦手な方も安心して利用できます。
iOSやアンドロイドなどアプリ版もあるので、スマホでも利用することも可能です。
Bybit(バイビット)のセキュリティ対策
仮想通貨の取引所はハッカーなどにとても狙われやすいため、セキュリティ対策はどの仮想通貨取引所でも重要なものとして位置付けられています。
そのため、Bybit(バイビット)では、さまざまなセキュリティ対策が行われています。
ここでは、Bybitがどのようなセキュリティ対策を行っているのかをご紹介します。
2段階認証
2段階認証は、ほとんどの仮想通貨取引所で導入されているサービスで、個人の資産を守るためには欠かせないものとなっています。
もちろん、Bybit運営も2段階認証の設定を推奨していて、Bybitを使う上でも必須の設定なので必ず設定をしましょう。
2段階認証は、仮想通貨取引所でご自身の仮想通貨を安全に保管するためにもとても大切な設定です。
設定を少しめんどくさいと思われるかもしれませんが、仮想通貨取引所がハッキングされるニュースも度々取り上げられるので、必ず設定を完了させてくださいね。
コールドウォレット
コールドウォレットとは、仮想通貨をハードウェアで管理する機器のことで、オフラインで仮想通貨を管理するウォレット(財布)です。
コールドウォレットもセキュリテイ面で定評があり、完全オフラインで仮想通貨を保管しているため不正アクセスなどによる仮想通貨盗難のリスクはなくなります。
しかし、コールドウォレットを物理的に盗まれてしまうリスクがあるので、その点は注意しましょう。
Bybitでは、コールドウォレットやマルチシグ(複数人での管理)を用いて顧客から預かっている資産を保管しています。
暗証番号
暗証番号はBybitだけでなく、基本的にどのサイトやアプリでも自分のページに入るために必要とされます。
暗証番号は自分のことにちなんだ数字や文字(誕生日やイニシャル)を使う方も多いと思いますが、セキュリテイ面を考えるとあまりおすすめはできません。
暗証番号は数字やアルファベットを小文字や大文字を混ぜたものを設定しておくと、セキュリテイ対策が高くなります。
さらに、Bybitではログインだけでなく、仮想通貨の取引の際にパスワードを要求されるように設定できます。
これにより、取引暗証番号を設定できるので、万が一第三者にアカウントを乗っ取られても取引できないようになっています。
マルチシグネチャ
マルチシグネチャは、ログインする際に複数のパスワードを必要とする技術で、通称「マルチシグ」と呼ばれています。
通常は一つのパスワードでログイン(シングルシグ)を行いますが、マルチシグネチャでは複数のパスワードで管理しているためセキュリティの強化に加え、パスワードを忘れた時に対応しやすいというメリットがあります。
マルチシグネチャを用いていることで、仮想通貨を送金するには複数人が同意する必要があります。
これにより強固なセキュリティを築くことを可能にしています。
SSL通信
SSL通信とは、Secure Sockets Layer通信の略称で、サイトの閲覧者とWebサイトとの間のやり取り(通信)を暗号化するための仕組みのことです。
SSL通信は、世界標準のセキュリティ技術で基本的にどのWebサイトでも行われれています。
Bybitのような仮想通貨取引所には偽物のサイトが多く、本物とそっくりに作られているものがよく見られます。
そういった偽物のサイトは、ユーザーの情報を盗み取るために作られているため、SSL対応はされていません。
SSL対応をされているか完全に見極めるのは難しいところもありますが、ドメインが「https://」から始まっているかなど確認をするといいでしょう。
Bybit(バイビット)が安全性が高い理由
ここまでBybit(バイビット)のセキュリテイ対策を紹介してきました。
こういった対策からBybitがセキュリテイ面にどれだけ力を入れているかがわかったと思います。
ここでは、さらに踏み込んでBybitの安全性が高いとされる理由をいくつかご紹介します。
二重価格体制の完備
Bybitでは、二重価格メカニズムを採用しています。
これは、Bybitを利用するトレーダーが市場操作の影響を受けるのを回避するために用いられています。
先物取引所の市場価格は、市場操作によってスポット価格から大幅に外れることがあり、トレーダーのポジションが結果的に大量に強制決済されます。
それにより、トレーダーが大損してしまうことに加えて、市場操作および仮想通貨取引業界全体に対するユーザーからの信頼を大きく失います。
なので、Bybitでは、すべてのトレーダーに公正な取引環境を提供することを最優先事項としていて、市場操作を防止するために二重価格メカニズムを採用しています。
公平な取引環境
Bybitではすべてのトレーダーの方ににより公平な取引環境を提供しています。
Bybitは、価格を複数の大手取引所でのスポット取引価格を参照にして、その平均値などからマーク価格を算出しています。
これは他のデリバティブ取引所でも採用されている仕組みです。
Bybitでは、参照している取引所の一つで価格の異常があった場合、その取引所の価格参照を止めます。
これにより、市場操作によって引き起こされた異常な価格によるポジションの「強制決済」を防ぐ仕組みを整えると考えているそうです。
オンラインのサポートが充実
Bybitのオンラインサポートはとても充実しています。
上記でも述べましたが、Bybitのオンラインサポートは24時間365日どの時間帯でも対応していて、日本人のスタッフもいるので、日本語での対応もできます。
また、Bybitのヘルプセンターには、Bybitの使い方やよくある質問などが掲載されています。
Bybitを利用していて疑問点が見つかったら、ヘルプセンター参考にしてみてください。
リクエストを送信することもできるようなので、Bybitを利用していて「使いづらい」「もっとこうしてほしい」と感じた場合リクエストを送信してみるといいですよ。
相互保険で補償金を受け取れる
Bybitでは、相互保険で補償金を受け取れるサービスを行っています。
相互保険の有効期間内に、損失が発生すれば、補償金を受け取ることができます。
Bybitの相互保険では、相場に大きな変動がある場合、または相場傾向が不確実な場合に相互保険の購入に適しています。
相場が予想に反して移動した場合でも補償を受けられるので、取引に付いてくる不安を取り除くことができ、安心して取引ができます。
安全性を高めるために投資を実施
Bybit社は、Bybitの安全性を高めるためにセキュリティやIT関連への投資を実施しています。
特に仮想通貨業界では、セキュリティにどれだけの比率で資金を投入しているかは、その企業の安全性の指標として参考になります。
多くの取引所は15%以上をセキュリテイに投資していますが、Bybit社は20%投資していて、今後25〜30%に達する見込みだと言われています。
なので、Bybit社は他の仮想通貨取引所よりもセキュリティ面に力を入れていると考えられます。
Bybit(バイビット)で安全に取引する方法
Bybit(バイビット)はセキュリティ面にとても力を入れていることはここまでの説明で、理解していただけたと思います。
しかし、とはいえ仮想通貨取引所はハッカーなどに狙われやすい場所なので、ご自身でセキュリティ対策をすることも大切です。
ここでは、Bybitで安全に取引する方法をいくつかご紹介します。
特定されにくいパスワード等を使用する
Bybitに限らず、仮想通貨取引所では特定されにくいパスワードを使用することはとても大切です。
上記でも述べたように、パスワードの設定で自分のことにちなんだ数字や文字(誕生日やイニシャル)を使う方も多いと思いますが、セキュリテイ面を考えるとあまりおすすめはできません。
パスワードを設定するときは数字やアルファベットを小文字や大文字を混ぜたものを設定しておくと、セキュリテイ性の高いパスワードになります。
2段階認証を設定する
2段階認証はパスワードとメールアドレスなどのログインに加えて、認証コードを用いてログインする方法です。
Bybitなど仮想通貨取引所を利用するなら2段階認証の設定は必ず行いましょう。
2段階認証は、ほとんどの仮想通貨取引所で導入されていて、Bybit運営も2段階認証の設定を推奨しています。
ハッカーの攻撃から個人の資産を守るためには欠かせないものとなっています。
複数端末でログインしない
複数端末でログインすることはセキュリティ面を考えるととても危険です。
特にBybitなどの仮想通貨取引所ではハッカーから攻撃されやすいため、万が一ハッキングで情報漏洩があって、複数端末で利用していた場合、パソコンやスマホなど複数の端末の情報が知られてしまいます。
なので、複数端末でログインすることはなるべく避けて、一つの端末で利用するようにしましょう。
ハードウェアウォレットで安全性を高める
パスワードや2段階認証などネット面でのセキュリティ強化も大事ですが、よりセキュリティを強固なものにするならハードウェアウォレット(コールドウォレット)を使用することをおすすめします。
ハードウェアウォレットはオフラインで仮想通貨を管理するので、ネットを完全に切り離しているためハッカーから攻撃される可能性がグッと下がります。
仮想通貨取引所に預けておくことが不安な方はハードウェアウォレットを購入するといいですよ。
おすすめのハードウェアウォレット
ここまでBybitのセキュリティの対策を説明してきて、一番ハッカーなどの攻撃からご自身の資産を守るにはハードウェアウォレッに仮想通貨を入れておくことがベストかと思います。
そこで、ここではおすすめのハードウェアウォレットを2つご紹介します。
【最新モデル】LEDGER NANO X
「LEDGER NANO X」は、さまざまなニーズに応えた次世代のハードウェアウォレットです。
その特徴は、コンパクトで、機能面にとても優れていることです。
これまでのハードウェアウォレットはパソコンに接続して、各コインアカウントの追加や送受金を行なっていました。
しかし、Ledger Nano Xは、Bluetooth対応であるため、パソコンを介さず全ての操作を行えますので、身軽に持ち運びでき、外出先でも資産の管理が行えます。
さらに、大容量のバッテリーを備えているため、最大100個のアプリケーションを同時に保存することできます。
LEDGER NANO S
「LEDGER NANO S」は、世界で最も人気のあるハードウェアウォレットです。
その特徴は、強固なセキュリティで、仮想通貨を保護します。
ビットコインやイーサリアム、その他のアルトコインにも対応しています。
「LEDGER NANO S」は、バックアップ用に適した定番のウォレットで、全てのコンピューターにUSBで接続が可能となっています。
また、Ledger社の運営する管理アプリ「Ledger Live」のデスクトップ版にも対応しています。
Bybit(バイビット)の安全性まとめ
- Bybitがセキュリティ対策にとても力を入れている
- Bybit運営が推奨している2段階認証などは必ず行う
- Bybitで不正がないように運営がしっかり管理している
- ハードウェアウォレットを使うとよりセキュリティが強化される
ここまでBybitの安全性というテーマを中心にBybitが行っているセキュリティ対策やBybitの安全性が高い理由、おすすめのハードウェアウォレットを紹介してきました。
Bybitは他の仮想通貨取引所と比べると、とてもセキュリティ面で信頼できます。
また、ハードウェアウォレットを購入して、そこに仮想通貨を管理するなどご自身でもセキュリティ対策を行うとより安全性が増すでしょう。
この記事でBybitの安全性についての知識を身につけ、安心して仮想通貨を取引できれば幸いです。