あかねさん
こうきさん
2020年に国内の暗号通貨取引所に上場したことで注目を集めた仮想通貨BAT。
今年の5月にはbitFlyerとの共同開発による日本でのサービスを開始し今後さらに期待が高まる注目株です。
そんなBATについて今回は詳しく解説していきたいと思います。
- Brave上で使用される仮想通貨
- Braveの指定した広告を見るだけでトークンをもらえる
- 国内外ともに取引所にて新規上場し価格が高騰中
- 日本でのウォレットサービスが開始された
- これからのBraveブラウザの成長に価値が左右されるアルトコイン
ビットコイン以外の仮想通貨のことを指すアルトコイン。
勢いを持つと言われているアルトコインはいくつかあり、それらを見極めるポイントも重要です。
この記事では2021年時点で将来有望なアルトコインについての情報をいち早く紹介しているので必見です。
仮想通貨BATとは?徹底解剖
ベーシックアテンショントークン(BAT)とは以下の特徴を持つ仮想通貨です。
創始者 | Brave Software社 |
---|---|
通貨単位 | BAT |
発行上限枚数 | 15億BAT |
時価総額(2021/6/10時点) | ¥115,176,369,149.68(75位) |
公式サイト | BAT公式サイト |
Braveで使われる仮想通貨
BAT(ベーシックアテンショントークン)はBraveというブラウザ上で使える仮想通貨。
イーサリアムのブロックチェーンを用いて発行されたERC-20トークンと不要な広告やトラッカーを阻止するBraveブラウザと並行して2017年5月に公開されました。
発行上限枚数は15億BATですが、全ての通貨はすでに発行済となっています。
そのため、発行枚数を増やすためのマイニングの必要がないことから流通量を抑えるための半減期もありません。
BATの特徴・機能性
- BATはBraveブラウザ上で使われている仮想通貨
- bitFlyerとの共同開発により日本でもサービスが開始された
- Coincheck,GMO,bitFlyerでのBAT購入がおすすめ
- Brave内の広告閲覧でBATを手に入れられる
詳細は後述します。
BATの価格動向
昨年から価格が高騰して注目を浴びているBATですがどのような動きがあったのでしょうか?
bitFlyerとの連携サービスで利用拡大を目指す
2021年に暗号資産取引所を運営するbitFlyerと、Brave Software Inc.の子会社でブロックチェーン業務を主としているBrave Software International SEZCが共同でBraveのブラウザ内で使用できる暗号資産ウォレット機能を開発。
日本での利用が可能になったことで仮想通貨トレーダーの注目を集めている仮想通貨です。
2021年3月には米最大手仮想通貨投資企業グレースケールがBATを含めた5銘柄の投資信託の提供を開始すると発表し、価格が高騰しました。
そして、日本では2020年にCoincheck,GMO,bitFlyerなど仮想通貨販売所や取引所での取り扱いが開始しています。
2021年にbitFlyerの共同開発によりウォレットがリリースされようやく国内での換金が可能になりました。
ビットバンクへ上場
国内最大の仮想通貨取引所であるビットバンクへの新規上場が3月に開始されたことで著しく価格が高騰しました。
アプリダウンロード数
BATの価値を高めるためにBraveのサービス拡大はとても重要です。
現状のBraveについて見ていきましょう。
2020年には月間アクティブユーザー数(MAU)が2050万人と前年から約2.3倍の成長を遂げています。
1日あたりのアクティブユーザー数(DAU)も800万人を超えているほか、Google playでは最も評価の高いブラウザに選出。
さらに、iOS 14以降搭載のAppleデバイスにはデフォルトで搭載されています。
BATの中心である国外の動きとして、毎月380万人以上のユーザーがBrave上でBATトークンを利用しており、現在に至るまで1300万もの「Brave Rewards Wallet」が作成されています。
さらにBraveエコシステム内で認証され活動しているクリエイターは100万人に到達。
ユーザーやクリエイターがパブリッシャーに2600万BAT日本円にして34億円相当が寄付されています。
またBrave社は年末までにMAUは5000万人、DAUを1700万人にまで成長すると予想しています。
このようにBATの流通に関するポジティブなニュースが多く期待が高まりますね。
BATの歴史や過去のニュース
2017年5月にICOを(イニシャル・コイン・オファリング)行いリリースされたBAT(ベーシックアテンショントークン)は、公開からわずか30秒のうちに10億BATを販売しました。
資金調達をしたい個人や企業などがコインやトークンと呼ばれる独自の仮想通貨を発行し、それを広く投資家に販売することで資金を集めることをいいます。
残り5億BATは開発や採用、マーケティング費用に回されました。
日本円に換算すると35億円相当の資金調達を実現し、世界最高金額を記録したとして注目を集めました。
2020年11月にはBraveブラウザを正式にリリースしたと同時に「Brave Rewards」のサービスも開始されました。
Brave Rewardsは広告を閲覧するだけでBATがユーザーに分配される仕組みのこと。
BATのメリット
BATには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
- 日本で換金できるようになった
- 圧倒的な表示速度
- 広告を見るだけでもらえるトークン
- 獲得したトークンの利用方法
bitFlyerとの共同開発によって日本でも換金できるようになった
2021年5月に日本の換金サービスがリリースされました。
今年初めまで日本での換金・運用のサービスは開発途中であったため、BATではなくBAPがユーザーに付与されていました。
そういった理由から懸念されていた方も多いのではないでしょうか。
今後は日本でのサービスが始まったことで盛り上がりを見せるのではないでしょうか。
Braveは既存のWEBブラウザと比べて表示速度が圧倒的
Braveブラウザには広告を自動でブロックする機能があるのでスムーズにネットを利用することができます。
これはBraveの最大の特徴とも言える機能で他のブラウザにはない画期的なシステムといっても過言ではないでしょう。
Braveブラウザでは通常のブラウザに比べ、スマートフォンでは2倍、PCでは8倍もの速度でページを読み込むことができます。
さらに広告をブロックすることでネット広告上のトレースからも逃れることができるというセキュリティー保護システムです。
Braveが指定した広告を閲覧すると、BATトークンが付与される
Braveブラウザの利点は広告を自動でブロックすることができることです。
それに加え、「Brave Rewards」という機能を有効にすることで、Braveが指定したプライバシーを重視した安全な広告が見られるようになります。
広告を閲覧するだけで、ユーザーのもとに仮想通貨取引上で換金できるBATトークンが報酬として付与されるという仕組みになっています。
つまり、広告を見るだけで稼ぐことができるブラウザといえるかもしれません。
広告閲覧にはさらにメリットがあります。この機能有効にすることで、どれくらいの時間やメモリを削減し、BATトークンを手にしたのか一目瞭然でわかるのです。
獲得したトークンの使用方法
Brave Rewardから獲得したトークンは実際どのようなシーンで使えるのでしょうか。
- Youtuberの生配信での投げ銭
- eスポーツへの投げ銭
- 贈与
ユーザー自身が保有・売却をするだけでなく、お気に入りのwebサイトやクリエイターに「Brave Payments」という寄付システムを通じてBATを送付し応援することができます。
またブラウザ設定を行うことで自動的に少額寄付を行うこともできます。
さらにYoutubeやTwitterなどのBraveと連携しているプラットフォーム上では機能拡張機能を利用して「Brave Payments」を通さずに直接BATトークンを送付することができます。
例えば、Youtubeの生放送の場合。
Braveブラウザ経由でYoutubeにアクセスし「Brave Rewards」の設定を行うとクリエイターへの投げ銭にトークンを直接送付することができます。
BATのデメリット
たくさんのメリットがあるBATですがどのようなデメリットが考えられるでしょうか
- 市場における流通量がまだ少ないこと
- ブラウザシェアの成長率
アルトコインとしての流通量
取引所への上場は仮想通貨の価格を上昇させる要因になります。
BATを新規上場させる仮想通貨取引所が今後どのように拡大していくかが鍵となっています。
ブラウザとしての利用拡大の見込み
2020年の時点でBraveブラウザの月間ユーザー数は2050万人を突破しています。
着実に伸びてはいるものの、世界全体の0.1%に満たないシェア率であるという現状です。
世界最大ブラウザでありシェア率50%のGoogle Chromeと比較するとその差は大きく、今後どこまでユーザー数を伸ばしシェアを拡大するかが争点となりそうです。
Braveのブラウザは広告の自動削除による高速化やプライバシーの保護に長けている点もあります。
そのためユーザー数次第で価格が上昇する可能性を有しているのです。
BATの今後・将来性は?価格を左右する注目ポイント
今後の動向をチェックしていきましょう。
- ユーザー数の拡大が見込まれる
- 新規取引上での拡大による価格の高騰
- Braveサービスの拡大
- ロードマップ2.0の見通し
ユーザー数の拡大
ユーザー数を広げるために、Braveはさまざまなタイアッププロジェクトを行なっています。
K-POPのアーティストBTSとのコラボでは、Braveブラウザ上で限定動画の配信を行なっています。これによりリリースから2ヶ月間で150万人の新規ユーザーを獲得し話題になりました。
一方eスポーツチームでは、日本のプロeスポーツチームを運営するラッシュゲーミングと連携し限定版ブラウザを共同リリースします。
新規取引所への参入
これまでBATはBinanceなどの海外取引所での取引が中心でしたが
CoincheckやbitFlyer国内での取引所に上場したことや2021年3月にビットバンクでの新規上場が始まりBATに日本人が投資する機会が増えました。
サービスの拡大
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うリモートワークの増加により、Braveは新サービス「Brave Together」というビデオ通話機能を導入するなど、需要拡大の高施策を図っています。
またBrave Adsの広告件数も好調で、事業開始時から増加傾向にあり、主な広告主にはAmazonやIntel、PayPalなどの有名企業も含まれています。
ロードマップ2.0 DeFiやNFT分野との連携
2021年2月に発行されたBATの最新ロードマップ2.0ではDefiやNFTとの連携について記載があります。
出典: BAT Roadmap2.0
具体的にはBraveウォレットに注力し新たな6つの機能を追加されるようです。
- イーサリアムウォレットの実装
- UXを用いて現在のUIを再設計
- モバイル版にもデスクトップ版と同じサポート
- 拡張機能を必要としないJavaScript Ethereum Provider API への対応
- DeFiやNFT分野との連携
- 暗号通貨の購入方法の拡大
このように特にDeFi市場におけるBATの導入を推進する方針が2022年から18ヶ月を想定して示されています。
【BATの購入方法】BATが購入できるおすすめ仮想通貨取引所
- Coincheck
- GMOコイン
- bitFlyer
【Coincheckでの購入の流れを簡単解説】
名称 | Coincheck |
---|---|
取扱い仮想通貨 | 16種類 |
手数料 | 無料 |
最低取引額 | 500円 |
公式サイト | コインチェック公式サイト |
- アカウント登録
- SMS認証・電話認証
- 本人確認
- 日本円を入金する
- アプリで購入する
- web画面で購入する
Coincheck (コインチェック)は証券会社のマネックスグループが運営している仮想通貨取引所です。仮想通貨取引国内シェア1位を誇っているアプリです。
BATのみならず16種類の仮想通貨を取扱っていることから多岐にわたるアルトコインを保有することができるという点でおすすめです。
- 取扱い通貨数No.1
- 手数料無料
仮想通貨BAT|まとめ
- BATの価値はBraveブラウザの普及拡大によって決まる
- bitFlyerとの連携によってウォレットサービスが開始された
- Braveはロードマップ2.0で新たな施策を打ち立てているので今後に期待が持たれる
- 国内でBATを購入するならCoincheckがおすすめ
BATの今後についてはBraveの利用拡大見込みを検討することが重要なポイントとして挙げられます。
これに先立ち、先月bitFlyerとの連携によってウォレットがリリースされました。
これにより日本での換金も可能になり、さらなる国内での新規ユーザーの獲得と評価の高まりに期待されます。
これからのBATの動向に期待し保有を検討される方は、Coincheckから購入できるのでぜひチェックして見てください。