ドージコイン(Dogecoin/DOGE)とは仮想通貨?
という疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
柴犬がモチーフになっているドージコイン。
開発当初は特に目的もなく、ビットコインのパロディ通貨として作られました。
2013年に公開され、現在はチャリティーや寄付を集めるのによく使われる仮想通貨として、人気があります。
この記事では、ドージコイン(Dogecoin/DOGE)の特徴、リアルタイムチャート、ロードマップ、将来性、購入できる取引所まで詳しく解説していきます。
- 草コインを用いる取引所では基軸通貨として親しまれている
- ブロックの生成速度が1分ととても速い
- チャリティーや寄付を集めるのによく使われる仮想通貨
- 発行枚数に制限がないため、価値はあまり高くない
- 6月からBybitでも取り扱いが開始された注目コイン
- 独自のコミュニティマーケット「Doge market」が存在するほど人気
ビットコイン以外の仮想通貨のことを指すアルトコイン。
勢いを持つと言われているアルトコインはいくつかあり、それらを見極めるポイントも重要です。
この記事では2021年時点で将来有望なアルトコインについての情報をいち早く紹介しているので必見です。
仮想通貨ドージコイン(Dogecoin/DOGE)とは?
ドージコイン(Dogecoin/DOGE)は、起業家ジャクソン・パーマー氏とプログラマーのビリー・マルクス氏が2013年に開発した仮想通貨です。
通貨の名称は「ドージコイン(Dogecoin)」略称には「DOGE(ドージ)」が使われています。
柴犬の似顔絵がモーチーフのコミカルな通貨です。
ドージコインは、もともとビットコインのおふざけ版の一つとして開発されたもので、ソースコードにはライトコインがベースとなっています。
したがって、機能はビットコインやライトコインの仮想通貨と同じような特徴があります。
一方で、草コインを多く取り揃える海外取引所では、ドージコインを基軸通貨として用いられており、通貨取引のリーダー格としての需要が増加の一途を辿っています。
ドージコインは2013年にリリースした以降、コミュニティが作られ人気を博してきました。
特に、インターネット上でのチャリティーや寄付を募る活動の資金調達には、多く利用されていることがわかります。
ドージコイン(Dogecoin/DOGE)の名前の由来
ドージコインの「Doge」は、もとはdogをスラングした言葉です。
当時、インターネット・ミーム(インターネット上で話題・拡散した画像など)のDoge画像がドージコインの名前の由来であり、通貨アイコンになっています。
その「Doge」とは、日本のブログで出ていた柴犬の「かぼすちゃん」がモチーフになっていることでも有名です。
ミームには、柴犬のかぼすちゃんと短いジョークが書かれたテキストが表現されている画像でした。
ドージコイン(Dogecoin/DOGE)はビットコインのネタ通貨?
ドージコインとは、2013年にジャクソン・パーマー氏とビリー・マルクス氏がビットコインのお遊び感覚で作った仮想通貨です。
当時、プログラマーであるビリーは、ビットコインよりも面白い仮想通貨で、もっと世間に幅広く浸透できるようにと開発に乗り出しました。
ドージコインは、ビットコインのジョーク通貨のアルトコインとして作っていますが、決してネタ扱いだけのコインではありません。仮想通貨の機能も充分に持ち合わせています。
開発したきっかけはジョークから生まれたものですが、現在では世界でファンを持つ人気がある仮想通貨なのです。
仮想通貨ドージコイン(Dogecoin/DOGE)のリアルタイムチャート
1月28日ドージコインが1,100%の価格が急騰して過去最高値をつけましたが、2月4日には50%以上値上がりしています。
背景には、アメリカの電気自動車メーカーテスラのイーロン・マスク氏がツイッターでドージコインについて投稿したため、買いが相次いだとのこと。
この数週間のうちに時価総額が低いドージコインが、大幅な上昇を見せるケースは市場にも影響が出ており、今後どう価格変動していくか注目していきましょう。
仮想通貨ドージコイン(Dogecoin/DOGE)の特徴
2013年にビットコインのパロディ通貨として開発されたドージコイン。
時価総額が低い仮想通貨、いわゆる草コインを用いる取引所では基軸通貨として親しまれています。
そんなドージコインは、ビットコインと同様の性質を持ちながらも、一方ではドージコイン独自の特徴もいくつかあります。
では、ドージコインの特徴を一つずつ解説していきましょう。
発行の上限がない
ドージコインは、発行枚数の上限を設けていません。
仮想通貨では、価値を生み出すために、上限を決めて発行するのが一般的です。
例えば、ビットコインであれば2,100万枚、ライトコインは8,400万枚の上限を設けています。
そのため、市場に出回る量が多く、ドージコインの仮装通貨の価値はほとんど上がりません。
他の仮装通貨と比較すると価格の変動が緩やかで、リスクは低めであると推測されます。
2019年11月の時点での市場への発行枚数は、1,200億枚以上。
ドージコインは、今後も増えていくことでしょう。
ブロック生成速度が早い
仮想通貨の承認取引において、ドージコインのブロック生成時間はわずか1分のみです。
これは、ビットコインの10分と比較するとおよそ10倍の生成速度であり、スピーディーな取引処理が可能となっています。
少額決済に向いている
通貨の取引処理能力が早いだけでなく、送金手数料も安いのもドージコインの大きな特徴の一つです。
つまり、送金手数料が安いなどの理由から少額決済(マイクロペイメント)に向いています。
2021年2月現在、急激な価格変動により1DOGE=4円となっています。
送金手数料には、1DOGEかかりますがそんな中でも他の仮想通貨と比べると、手数料を安く抑えることができます。
ユーザーにとって、取引でコストが削減できるのは嬉しいことですよね。
また、そのような背景からドージコインは少額の決済でも利便性があるため、寄付活動や簡単なチップなどに使われることが多いのでしょう。
最も有名な話は、2014年のソチ冬季オリンピックに出場するジャマイカのボブスレーチームを支援するため、ドージコインのコミュニティが寄付活動を行ったことです。
そして、その活動によって3万6,000ドルの寄付金を集め話題となりました。
コミュニティマーケットする
ドージコインには、取引所で通貨購入する以外にも独自のコミュニティマーケットで買い物を楽しむことができます。
「reddit(ラディット)」と呼ばれる、アメリカのコミュニティ内の「DogeMarket(ドージマーケット)」では、実際にドージコインを使って商品を購入したり、ビットコインに交換が可能です。
こうした使い道を選択できるのも、ドージコインのメリットであり大きな魅力だと考えます。
仮想通貨ドージコイン(Dogecoin/DOGE)の将来性
ドージコインは、チップの機能を持っているため、欧米での人気は根強いものがあります。
また、有力なコミュニティが存在し、ユーザーが好んでドージコインを購入するので安定的な需要はあると考えられます。
しかしながら、発行枚数の上限がなく、他の仮想通貨と比べても市場価値は低めなのが現状です。
ドージコインは、2021年1月29日ユーザーによる買いが集まり、約90億ドルに達しました。
時価総額で言うと仮想通貨10位以内の値上がりでしたが、その後徐々に下落。
値上がりした理由に、ゲームストップ株の騒動に加え、ドージコインファンで知られているステラのイーロン・マスク氏がドージコインについてツイートしたことで、価格急騰を後押ししたとされています。
2021年に入り、仮想通貨のドージコインが高騰したことで再び世間から注目が集まっています。
もしかすると、今後の価格上昇にも期待できるのかもしれません。
仮想通貨ドージコイン(Dogecoin/DOGE)が購入できる取引所
ドージコインが購入できるおすすめの海外取引所を3つご紹介します。
なかには、日本語・日本円に対応していない取引所もありますので注意が必要です。
「購入を検討しているが不安がある」という場合には、対応可能な取引所を見極めて選択するようにしましょう。
また、海外取引所は国内の取引所と比べて規模が大きいため、取り扱い通貨も豊富にあります。
特徴も取引所によってそれぞれ違いますので、自分に合った取引所を見つけることが大切です。
Binance(バイナンス)
Binance(バイナンス) | |
---|---|
所在地 | モナコ |
取り扱い通貨 | 260種類以上 |
スマホ対応 | ◯ |
セキュリティ | 2段階認証・SMS認証・フィッシング対策コード |
最大レバレッジ | 125倍 |
日本語 | ◯ |
Binance(バイナンス)は、登録者数が世界トップクラスの取引所です。取り扱う仮想通貨は260種類以上と豊富で、手数料が安いのも魅力のひとつです。
例えば、バイナンス独自のBNB(バイナンスコイン)で取引すると手数料が50%OFF。
通常の取引手数料は一律0.1%なので、0.05%で済みます。
また、スマホにも対応しています。
バイナンスには、公式スマホアプリがあり、そのアプリがとても使いやすくてシンプルなもの。
海外取引所を使うことに不安がある方でも、このスマホアプリを利用すれば安心して取引をすることができるでしょう。
日本人ユーザーにも人気がある取引所です。
さらに、バイナンスはハードフォーク通貨を配布してくれる可能性があるのも特徴です。
ハードフォークとは、通貨が技術の改善や方向性の違いなどにより分裂され、新旧2つの仮装通貨が生まれることを指します。
Binanceは、ハードフォークに対しての対応がスピーディー。
ハードフォークによって生まれた新しい仮想通貨を誠実にサポートしています。
BitForex(ビットフォレックス)
BitForex(ビットフォレックス) | |
---|---|
所在地 | シンガポール |
取り扱い通貨 | 150種類以上 |
スマホ対応 | ◯ |
セキュリティ | 2段階認証・SMS認証・取引パスワード |
最大レバレッジ | 100倍 |
日本語 | × |
BitForex(ビットフォレックス)は、2018年に開設したシンガポールを拠点とする新しい仮想通貨取引所です。
ビットフォレックスは、設立がまだ浅い海外取引所にも関わらず、世界200ヵ国以上、350万人以上のユーザーが利用しています。
その取引量は取引所で上位に入るなど、人気かつ注目する海外取引所の一つです。
ビットフォレックスの特徴としては、独自のトークンであるBFトークンを発行していることが挙げられます。
その発行枚数は100億枚と言われており、BFトークンを持っていれば取引手数料の80%分が還元される仕組みで大変おすすめの仮想通貨です。
その他にも、多くの仮想通貨を取り揃えているので、ドージコインなどの草コイン取引にも最適な取引所でしょう。
Bittrex(ビットトレックス)
Bittrex(ビットトレックス) | |
---|---|
所在地 | アメリカ |
取り扱い通貨 | 300種類以上 |
スマホ対応 | ◯ |
セキュリティ | 2段階認証・コールドウォレット |
最大レバレッジ | × |
日本語 | × |
Bittrex(ビットトレックス)は、2014年に設立された海外最大級の仮想通貨取引所です。
ビットトレックスの特徴は、何といっても300種類以上の仮想通貨を取り扱っていること。
圧倒的な種類の通貨取引が可能なため、将来性の高い新しいアルトコインやICOコインなどの仮想通貨を早い段階で購入することができます。
ビットトレックスは、レバレッジ取引ができません。
そのため、レバレッジをかけたい場合は他の取引所を使用することになります。
また、日本語は非対応になるため、全て英語で取引する必要があります。
国内の取引所で扱われていない仮想通貨もビットトレックスでは豊富にあるので、英語対応に問題がない方には非常におすすめの取引所です。
仮想通貨ドージコイン(Dogecoin/DOGE)のFX(レバレッジ取引)
ドージコイン(DOGE)のFX・レバレッジ取引ができるおすすめの海外取引所を2つ紹介するので必見です。
取引所によって異なった魅力があるので、自分に合った取引所を見つけてみましょう。
Bybit(バイビット)
Bybit(バイビット) | |
---|---|
所在地 | シンガポール |
取り扱い通貨 | 5種類 |
スマホ対応 | ◯ |
セキュリティ | 2段階認証 |
最大レバレッジ | 100倍 |
日本語 | ◯ |
Bybit(バイビット)は、2018年にシンガポールで設立されたFX専門の海外仮想取引所です。
6月からBybit(バイビット)でもDOGE(ドージコイン)の取引が出来るようになりました。
ビットコインFX最大レバレッジ100倍・アルトコインFXも最大100倍のハイレバレッジでの取引が可能です。
ハイレバレッジでの取引が可能なうえ、追証もなく、借金のリスクをゼロにしてくれるので安心ですよね。
バイビットでは、公正価格マーキングという独自の特徴的なシステムを採用しています。
公正価格マーキングは、コインが異常な価格で強制決済されないようにする仕組みです。
バイビットユーザーはスポット価格から大幅に外れた際の強制決済に恐れることなく取引を行うことができるというメリットがあります。
また、海外取引所では珍しい充実した日本語対応が魅力で、多くの日本人ユーザーから支持されています。
仮想通貨ドージコイン(Dogecoin/DOGE)まとめ
ドージコインの特徴、リアルタイムチャート、ロードマップ、将来性、購入できる取引所についてご紹介しました。
ドージコインは、ビットコインのパロディ版として作られた仮想通貨ですが、先述したようにドージコイン独自の特徴がみられ、魅力的な仮装通貨になっています。
強力なコミュニティが存在するほど、世界中から人気で注目度が高いことがわかります。
発行枚数に制限がないために、価値はあまり高くはない草コインの一つドージコイン。
寄付活動やチップの代わりとして利用できるだけでなく、コミュニティマーケットで使えるのも嬉しいところです。
初めはジョークから作られたコミカルなドージコインなので、初心者にもハードルがそう高くはなく、親しみやすい仮想通貨ではないでしょうか。
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