皆さん、仮想通貨ノアコイン (Noah Coin)をご存知ですか?
ノアコイン (Noah Coin)は、フィリピンの出稼ぎをしている人々のために開発された仮想通貨で、「フィリピンの経済成長を支援する」という役割を担っています。
しかし、なぜそのノアコイン (Noah Coin)が怪しいと言われているのでしょうか?
本記事ではノアコイン (Noah Coin)の基本情報から、チャート、特徴、ロードマップ、国内・海外で取り扱いがある取引所、買い方、なぜ詐欺コインと言われるかなどを詳しくご紹介いたします。
- ノアコインは、現在はノアプラチナムに名称変更!
- 現在では、BTCNEXTのみノアコインを取り扱っている。
- ノアコインは、詐欺コインの疑惑があり、投資はおすすめできません。
- 仮想通貨初心者の方には、ビットコインがおすすめ!
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ビットコイン以外の仮想通貨のことを指すアルトコイン。
勢いを持つと言われているアルトコインはいくつかあり、それらを見極めるポイントも重要です。
この記事では2021年時点で将来有望なアルトコインについての情報をいち早く紹介しているので必見です。
※投資は自己責任でお願いします。
ノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)とは
ノアコイン (Noah Coin)は、フィリピンの経済成長を支援するために作られた仮想通貨です。
詳しくいうと、フィリピンなどの発展途上国では、クレジットカードや電子決済などは未だ普及しておらず、送金の仕組みなども整っていません。
特にクレジットカードの保有率は約3%ととても低く、そして、クレジットカード手数料なども高いため便利なのにも関わらず店舗側も高額が故に導入できない状態があります。
また、国内の送金にも手数料を要するため、多くの人が使えないという現実があります。
そこで、ノアコインを利用することで、格安の手数料での取引、送金が可能になるなどのメリットが多くあります。
ノアコインの2017年に行われたICOでは、約40億円もの資金を調達しています。
※ノアコインは、2019年にNoahPlatinum(ノアプラチナム)に名称を変更しています。それに伴い取り扱い取引所も変更になりましたのでご確認ください。
ノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)の特徴
ノアコイン(Noah Coin, NoahPlatinum)の特徴をここではわかりやすくご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
フィリピンの社会問題の解決を目的としている
ノアコイン(Noah Coin, NoahPlatinum)の目的は元々、フィリピンの社会問題を解決するために開発されました。
フィリピンでは、多くの人が海外などに出稼ぎに出ています。そこで、出稼ぎに出ている人たちは、海外送金で稼いだ外貨をフィリピンにいる家族に送金する必要がありますが、
海外送金は基本的に手数料がとても高く、せっかく稼いだお金も減ってしまいます。
そこで、送金スピードが早く、手数料がとても安価なノアコインで送金することで、それらの問題を解決に導きます。
リゾート開発を予定している
ノアコインは、フィリピンでのリゾートの開発も計画、予定しています。
フィリピン、ミンダナオ島にはノアリゾートの建設が予定されています。
また、フィリピン、ルソン島にはアミューズメント施設「ノアシティ」の建設も予定されています。
それぞれ、ノアシティ、ノアリゾートではノアコインを利用することができ、ノアコインを使用することで割引を受けることができるとのことです。
しかし、これらの構想は、いまだ現実味を帯びておらず2021年現在、どのような実態になっているかなど確認が取れません。
このようなことから、ノアコインは詐欺コインではないかと言われる原因になっているのかもしれません。
40年に渡り配当金をもらうことができる
ノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)を保有している場合、40年間に渡り配当を受けることができます。
その理由は、ノアコインは保有しているだけで配当がもらえるPoS(プルーフオブステーク)を方式を採用しているからです。
ノアコインの配当金額は、一定ではなく1年目は20%、2年目には17.2%、40年目には0.06%となります。
当時は、この配当がもらえるということで多くの日本人が投資を行いました。
ノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)のロードマップ
ここでは、公開されているノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)のロードマップをご紹介いたします。
時期 | 概要 |
June 2017 | NipponPay MOA signing |
July 24, 2017 | SCI (white label wallet ARK) |
August 29, 2017 | Organic Osmena (GrowKart) |
September 30, 2017 | Noah City Horizon Manila JBros MOA Signing |
Signing October 4, 2017 | Noah Resort MOA |
2018 Q1 | Ark Wallet |
2018 Q3 | Ark Remit |
April 2018 | Token listing |
2022 | NOAHCOIN are usable in NOAH Resorts 2022 |
2023 | NOAHCOIN are usable in the NOAH CITY |
ノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)のロードマップはこのようになっています。
現在では、2023年までのロードマップが公開されています。
2020年には、フィリピンにあるノアリゾート(開発予定)での利用開始、そして、2023年にはノアシティでの利用開始を目標としています。
なぜノアコインは詐欺コインと言われるのか
ノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)は、これまで詐欺コインであると言われてきましたが、それでも推進する人もいることは事実です。
実際、ノアコインは詐欺なのか、についてここでは最新情報も交えて解説いたします。
開発状況が不明のまま
ノアコインは、公式Twitterはあるものの、肝心の開発状況などについては一切触れていません。これは、開発がされていない、と考えることができるでしょう。
また、建設予定のノアシティやノアリゾートについても、未定のままで建設予定地にはまだ何もありません。
このように、当初発表していた開発や建設が全く進んでいない状況なのです。
フィリピン政府は一切関わっていない
ノアコインは当初、フィリピンの経済成長を促進するための国家プロジェクトであるかのように謳っていましたが、
後になって、在日フィリピン大使館が公式に「国家プロジェクトとして承認していない」と発表しています。
このことを受けて、返金騒動などに発展しています。また、集団訴訟の話もSNSでは広がっていました。
ノアコインは、残念ながら詐欺の可能性が非常に高いと言えるでしょう。
ノアコインの返金騒動
ノアコインの虚偽の広告などにより、フィリピン政府より警告を受けたノア財団は、2017年7月4日にノアプロジェクトの一時停止と延期を決定しました。
ノアコインの事前予約券を購入していた人全員を対象に、希望者には全額返金を開始し、7月10日から60日間実施されました。
また、返金を希望した人はプレセールには参加できないようになっています。
ノアコインは、ICOで40億円を調達していますが、そのほとんどが日本からだったことが判明しています。ノアコインは、世界的には全く知名度はなく、インターネットにある情報は、どれもが日本語です。
ノアコインの知名度をここまで広げた泉忠司氏は、以前より情報商材などを取り扱っており、泉忠司氏が宣伝しているものは多くが詐欺のようなものばかりでした。
ノアコインの広告塔であった泉忠司氏は、公式に謝罪文を公表しています。このことからも、ノアコインは当初よりかなり矛盾点が多く、日本人をカモにした仮想通貨詐欺であった可能性がとても高いです。
ノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)の将来性
ノアコイン(Noah Coin, NoahPlatinum)に将来性はあるのでしょうか?
ここでは、ノアコイン(Noah Coin, NoahPlatinum)の将来性について徹底解説いたします。
ノアコインは、結果から言うと将来性はとても低く、詐欺の可能性が高いです。ノアコインは現在でもBTCNEXTで取引をすることが可能ですが、今後価格が上がる可能性は極めて低いと言えます。
ノアコインよりも遥かに信頼性が高い、ビットコインへの投資をおすすめします。
※投資は自己責任でお願いします。
ノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)を取り扱っている海外取引所
ノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)を取り扱っている仮想通貨取引所をここではご紹介していきます。
現在のところは、新しいノアプラチナムに変更されてから1つの取引所でしか取引をすることができません。
BTCNEXT
所在地 | グレナディーン諸島 |
レバレッジ倍率 | 100倍 |
取り扱い通貨数 | 17 |
日本語対応 | ◎ |
アプリ | – |
BTCNEXTは、グレナディーンに本拠地を置いている暗号資産取引所です。
レバレッジは100まで対応しており、日本語にも対応しています。BTCNEXTは、ノア財団が運営している取引所です。
旧ノアコインは、多くの取引所で取引されていましたが、2019年9月からはBTCNEXT以外の取引所では、取り扱いを停止しています。
そのため、現在ではBTCNEXTのみノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)を取り扱っています。
BTCNEXTは、金融庁より警告を受けている
2019年末、金融庁は無登録の海外事業者「BtcNext Company Limited」に無登録の状態で国内で仮想通貨交換業を提供していたとして、警告を出しました。
国内で仮想通貨交換業をするには、登録をしなければいけません。
しかし、BTCNEXTはそれを怠っていたということですね。
問題なのは、BTCNEXTはすでにその時点で日本語に対応していました。にも関わらず登録を怠り、無登録で営業を行っていたというのは、確信犯ではないでしょうか。
きちんとした会社が運営している取引所なら、登録が必要であることなどすぐにわかることです。このことも踏まえ、BTCNEXTへの登録は、十分に注意してください。
ノアコイン(Noah Coin, NoahPlatinum)を取り扱っている国内取引所
ノアコイン(Noah Coin, NoahPlatinum)を取り扱っている国内取引所はありません。
現在では、ノアコイン(Noah Coin, NoahPlatinum)を取り扱う海外取引所はBTCNEXTしかありません。
今後も国内取引所にノアコイン(Noah Coin, NoahPlatinum)が上場する可能性はとても低いです。
ノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)まとめ
本記事では、ノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)の基本情報について、将来性などについてご紹介いたしました。
いかがでしたか。
結論から言って、ノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)への投資はおすすめできません。
特にノアプラチナムにリブランドされてからは、取り扱いできる取引所も1箇所で、流動性も極めて低く、今後利益は見込めないでしょう。
編集部としては、ノアコイン (Noah Coin, NoahPlatinum)よりも、将来性のあるビットコインへの投資をおすすめします。
ビットコインの取引は、大手取引所Binance(バイナンス)がおすすめです。