承認されれば米国初の仮想通貨ETFに|VanEck(ヴァンネック)がイーサリアムETFをSECに申請

今日の仮想通貨ニュースをざっくりいうと

  • 資産運用大手のVanEckがSECにイーサリアムETFを申請
  • カナダでは2021年5月に取り扱いが始まっている
  • 米国でも仮想通貨ETF開始に向けたレースが始まっている

目次

米国で加速するイーサリアムETF開始の動き

資産運用会社のVanEck(ヴァンネック)は、米国証券取引委員会(SEC)に暗号化上場投資信託(ETF)の提案を提出しました。

カナダでは2021年5月に複数のETFに許可が出されており、イーサリアムの高騰を引き起こしています。

米国のSECにも申請が殺到しているものの、現時点では承認を受けたものは一件もありません。

隣国に水を開けられている状態の米国ですが、Van Eckの申請を皮切りにイーサリアムETF開始に向けた流れが加速すると想定されます。

Van EckはBTCのETFも審査の途中

Van EckはビットコインETFの申請も行っており、SECによる審査を受けている途中。

ビットコインETFの審査が完了するのに先んじて、イーサリアムETFの申請を行っています。

同社のビットコインETFについての回答は6月17日までに決定するか、期限を延長すると予想されています。

そもそも仮想通貨ETFとは?

ETFとは、ある資産(今回の場合はイーサリアム)を直接購入せずに投資できる金融商品です。

投資家は、ETHの価格を追跡するイーサリアムの株式版のようなものを売買することができます。

VanEck Ethereum Trustの株式は、イーサリアムの5つの取引所の価格を使って毎日計算されるとしています。

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仮想通貨ETFは何をもたらす?

仮想通貨ETFの普及はどのような影響を生むのでしょうか。

Van Eckは、出願書類(目論見書)の中で以下のように述べています。

本信託は、ETHを直接保有・譲渡したり、採掘したり、取引所から取得したりすることに伴う潜在的な技術的参入障壁やリスクを伴わずに、従来の証券口座を通じてETHの市場にアクセスする機会を投資家に提供します。

監修者リップルちゃん
カナダでの取扱開始とそのれによる高騰が記憶に新しい、というか継続中ですね。
監修者リップルちゃん
正直簡単な話ではありませんが、米国で承認された場合のインパクトはカナダの比ではないでしょう。
監修者リップルちゃん
VanEckは世界初の金ファンドを立ち上げたことで知られる投資会社。
監修者リップルちゃん
次世代の金に対して積極的に張っている感じが頼もしいですね。
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記事監修者紹介
仮想通貨トレーダーリップルちゃん @Ripple_chandayo
リップルの情報を発信する仮想通貨系インフルエンサー。
Twitterを中心に2000名以上のフォロワーを持つ。
仮想通貨・FX投資で累計4桁万円の利益を出した経験をもとに、2019年4月より本サイト仮想通貨記事の監修を務める。

参照記事

VanEck Files for Ethereum ETF With SEC

Race for First Ethereum ETF in US Begins As VanEck Files Registration

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この記事を書いた人

2015年より仮想通貨トレードを開始し、独自の分析手法で安定的なリターンを実現。複数の経済メディアで仮想通貨市場の解説を担当し、その的確な相場予測で多くの支持を集める。現在はファイナンスポートの自社コンテンツ編集長として、仮想通貨市場分析レポートの執筆を手がける。

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