Warning: Attempt to read property "post_status" on null in /home/wp162338/finance-port.jp/public_html/wp-content/plugins/massive-cryptocurrency-widgets/massive-cryptocurrency-widgets.php on line 732
- ゴールドマン・サックスがイーサリアムの先物・オプション取引の提供を予定
- 数カ月以内にローンチ予定
- 同社は2021年初めにビットコインの先物取引を開始している
ウォールストリートの巨人が準備体操を開始
世界最高峰の投資銀行であるゴールドマン・サックスは「今後数カ月のうちに」イーサリアムのオプションと先物取引の提供を予定していると、同社幹部がブルームバーグに明かしています。
ゴールドマン・サックスは2021年2月に仮想通貨取引デスクを再開し、ビットコインの先物取引を開始しています。
BTC-CHART
仮想通貨の先物取引・オプション取引とは?
先物契約は、将来の所定の日に仮想通貨を購入できるようにする取引です。
例えば、イーサリアムの価格が上昇すると考えた場合、2,560ドル(2021年6月15日現在の価格)で先物を購入し、実際にそうなった場合に差額を利益として得ることができます。
先物契約は、契約時の契約価格と将来の実際の市場価格との差が利益となり、市場で取引される他の資産と同様に売買することが可能です。
市場分析会社Skewのデータによると、イーサリアム先物市場の出来高は1日で239億ドルを記録しています。
同様にオプション取引は、トレーダーが設定した価格で仮想通貨を購入できますが、先物契約とは異なり必ず決済する必要はありません。
通常、毎月最終金曜日まで取引が可能です。
同じくSkew社のデータによると、イーサリアムのオプション市場の1日の出来高は61億ドルとなっています。
ゴールドマン・サックスがイーサリアムの需要に屈した
大手暗号ファンドのファンドマネージャーは、匿名でDecryptに次のように語っています。
「ここでの主なことは、ゴールドマンがついにイーサリアムのデリバティブ商品の需要に屈したということだ」
ゴールドマン・サックスがETHのオプションや先物取引に参入することで、市場に流動性が加わり価格上昇が見込めます。
ゴールドマン・サックスのデジタル資産部門の責任者であるマシュー・マクダーモット氏は次のように述べています。
「ゴールドマン・サックスの顧客の中には、現在の市場の低迷や暗号の将来への影響に気を落とさない人が多い。」
そのような顧客にとっては、今回のゴールドマン・サックスの動きは朗報であるとも考えられる。
ゴールドマン・サックスの仮想通貨部門の責任者であるマシュー・マクダーモットは、ブルームバーグの取材に次のように明かしています。
「このレベルが少しでも手ごろなエントリーポイントであると判断し、取引を希望する顧客から多くの関心が寄せられています。」
ゴールドマン・サックスとビットコインの関係性
ゴールドマン・サックスは、2021年初めにビットコインを採用し、その後イーサリアムのデリバティブ商品に進出。
2020年の段階では、ゴールドマン・サックスはビットコインを正当な投資対象と見なしていませんでした。
ところが2021年5月にその立場を変更し、「投資可能な資産」として扱う立場を表明しています。
スタンスを一新するに際し、次の文言を添えています。
「ビットコインがまだ比較的新しく、導入段階にあることもあり、独自のリスクがある。
しかし、お客様をはじめとする多くの方々が、新しいアセットクラスとして扱っていることは注目に値します。
これは、新しいアセットクラスの出現を目の当たりにすることは滅多にないことです。」
ゴールドマンは2021年3月、顧客を間接的にビットコインにさらすことができる投資商品の申請書を米国証券取引委員会(SEC)に提出しています。
ゴールドマン・サックスはビットコインをどう見ている?
ゴールドマン・サックスのコモディティ担当チーフは、2021年6月にビットコインを「デジタルの銅」と見なしていると述べています。
変動が激しいビットコインは銅と似たリスク特性を持っているため、安全に資本を保全するのには適していないとの見解です。
熱心なビットコイン投資家は、ビットコインを「デジタル・ゴールド」と呼び、安全な長期投資と考えています。
ゴールドマン・サックスは市場のビットコイン投資家に比べて冷静な姿勢を崩していません。
リップルちゃんのざっくりまとめ
参照記事 Goldman Sachs Plans to Start Trading Ethereum Options, Futures