同日に国内の暗号資産交換業者「SEBC」の全株式を取得し、本格的な日本進出に乗り出したことが要因と考えられます。
日本版Binanceでは取引銘柄・レバレッジが大きく制限されるため、自由度の高い取引環境を探していた方は他の海外取引所を検討しましょう。
具体的な選択肢としてはBybit(バイビット)、Zoomex、MEXC、KuCoin(クーコイン)などが人気です。
国内トレーダーに人気のおすすめ海外仮想通貨取引所ランキングはこちらをご参照ください。
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あかねさん
こうきさん
海外取引所であるバイナンスは日本円の出金に対応していません。
そのため、どうやって出金するのかわからない方も多いと思います。
本記事では、バイナンスの送金方法や注意点、送金におすすめの通貨など送金に関する情報を徹底的に解説しています。
ぜひ参考にしてください。
Binance(バイナンス)の代わりにおすすめの取引所
Bybit(バイビット)
Bybit(バイビット) | ||
---|---|---|
取引手数料 |
現物取引 | 0.1% |
メイカー取引 | 0.01% | |
テイカー手数料 | 0.06% | |
入金手数料 | 無料 | |
送金手数料 |
0.0002BTC 0.0012ETH 0.25XRP 4USDT |
|
最大レバレッジ | 100倍 | |
追証制度 |
なし | |
日本語対応 |
あり |
バイビットはデリバティブ取引の取引量がバイナンスに次いで世界2位の取引所です。
日本語対応もかなり充実しており、初心者にも使いやすいのが特徴です。
ステーキングやローンチパッドなどサービスも豊富なため、開設しておいて損はないでしょう。
Zoomex
Zoomex | ||
---|---|---|
取引手数料 |
メイカー取引 | 0.02% |
テイカー手数料 | 0.06% | |
入金手数料 | 無料 | |
送金手数料 |
0.0005BTC 0.005ETC 0.25XRP 1USDT |
|
最大レバレッジ | 100倍 | |
追証制度 |
なし | |
日本語対応 |
あり |
Zoomexは女優の河北麻友子がモデルを務めている取引所です。
その他、Jリーグチームのサガン鳥栖のスポンサーでもあり、信頼性が高いことが特徴です。
また、日本人用の公式サイトが用意されていたり、日本人限定のキャンペーンが用意されていたりと日本人向けのマーケティングを積極的に行っています。
Kucoin(クーコイン)
KuCoin(クーコイン) | ||
---|---|---|
取引手数料 |
現物取引 | 0.1% |
メイカー取引 | 0.02% | |
テイカー手数料 | 0.06% | |
入金手数料 | 無料 | |
送金手数料 |
0.0005BTC 0.005ETC 0.5XRP 25USDT |
|
最大レバレッジ | 100倍 | |
追証制度 |
なし | |
日本語対応 |
あり |
クーコインは現物取引・デリバティブ取引の取引量が5位以上に位置している取引所です。
流動性が高く、取引が成立しやすいことが特徴です。
レンディングやローンチパッドなどのサービスも充実しており、バイナンス以上に使い勝手がいいです。
[cta-kucoin]
MEXC(MXC)
MEXC(MXC) | ||
---|---|---|
取引手数料 |
現物取引 | 0.1% |
メイカー取引 | 0.02% | |
テイカー手数料 | 0.06% | |
入金手数料 | 無料 | |
送金手数料 |
0.0003BTC 0.001ETC 0.25XRP 1USDT |
|
最大レバレッジ | 125倍 | |
追証制度 |
なし | |
日本語対応 |
あり |
MEXCは取扱仮想通貨数が1500以上あり、他の取引所と比較して圧倒的に多い量を取り扱っています。
IEOに参加することもでき、新規上場予定の仮想通貨をいち早く手に入れることができます。
草コインを中心に取引したい方は、MEXCの解説を行っておきましょう。
Binance(バイナンス)の出金・送金に関する基本情報
まず最初にバイナンスの出金に関する基本情報を解説します。
ここで紹介する基本情報は下記の5つです。
- 仮想通貨ごとの出金にかかる手数料
- 出金が反映されるまでの時間
- 仮想通貨ごとの最低出金額
- 出金はXRPがおすすめ?
- 出金には本人確認が必要
仮想通貨ごとの出金にかかる手数料
バイナンスでは、各通貨ごとに利用できるネットワークが複数用意されています。
この複数のネットワークに対応しているのであれば、比較的手数料をおさえて出金することが可能です。
例えば、BTCの場合、通常のBTCのネットワークだと0.0005BTCかかるところ、BEP20のネットワークを使えば0.0000051BTCの手数料で出金することができます。
以下は主要銘柄の出金手数料です。
通貨名 | 各ネットワークごとの手数料 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | ネイティブ/0.0005BTC
ERC20/0.00067BTC BEP2/0.0000051BTC BEP20/0.0000051BTC |
イーサリアム(ETH) | ERC20(ネイティブ)/0.00625ETH
BEP2/0.000076ETH BEP20/0.000076ETH |
リップル | ネイティブ/0.25XRP
ERC20/39XRP BEP2/0.3XRP BEP20/0.3XRP |
出金が反映されるまでの時間
出金の反映までにかかる時間は、通貨の銘柄と使用するネットワークによって変わります。
ビットコインの場合であれば通常のネットワークを使用した場合1時間ほどかかるところ、BEP20のネットワークを使った場合での送金時間は約5分ほどです。
また、同じネットワークであってもその時々のトランザクションの状況によって送金にかかる時間は変わってきます。
仮想通貨ごとの最低出金額
最低出金額においても、利用するネットワークによって変わります。
下記にて主要銘柄の最低出金額をまとめましたので参考にしてください。
通貨名 | 各ネットワークごとの最低出金額 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | ネイティブ/0.001BTC
ERC20/0.0013BTC BEP2/0.00001BTC BEP20/0.00001BTC Segwit/0.001BTC |
イーサリアム(ETH) | ERC20 (ネイティブ)/0.01ETH
BEP2/0.00015ETH BEP20/0.00015ETH |
リップル(XRP) | ネイティブ/30XRP
ERC20/78XRP BEP2/0.6XRP BEP20/0.6XRP |
送金はXRPがおすすめ?
結論、リップルは出金に非常におすすめできる通貨です。
リップルは送金時間の速さと手数料の安さが特徴の仮想通貨です。
ビットコインなどのPoWとは異なるアルゴリズムを採用していることにより、出金時間の速さや手数料の安さを実現しています。
バイナンスから出金する際に、一度リップルに変えて出金するのも一つの手段として検討してみましょう。
出金には本人確認が必要
バイナンスでは、2021年10月より出金に本人確認が必要となりました。
これまでは、出金に本人確認を必要としなかったバイナンスですが、現在では「すでにアカウントを持っている人」「まだアカウントを持っていない人」どちらの方も本人確認が必要です。
また、本人確認は以下の二段階に分けられています。
- 認証
- 認証プラス
認証プラスは任意となり、認証だけを済ますことで出金を行うことが可能です。
Binance(バイナンス)の出金・送金方法
では、早速バイナンスの出金方法を解説します。
- スマホアプリ版
- PC版
それぞれ順番に解説していきます。
スマホアプリ版
出金先の取引所を開いたら、出金用のアドレスを確認してください。
スマホ版の場合、「QRコードを表示」をクリックしてQRコードを表示させましょう。
バイナンスのアプリを起動させ、①右下の「ウォレット」をタップしましょう。
ウォレットの画面を開いたら②「出金」を選んでタップします。
所持している通貨の一覧が表示されるので、一覧から出金する銘柄を選択してください。
①右上にあるアイコンをクリックすると、カメラが起動するので先程表示させたQRコードを読み込みましょう。
出金アドレスとネットワークが自動で入力されます。
次に、②出金額を入力し、③「出金」をタップしてください。
認証コードが送付されたメールが届くので、認証コードを入力して出金は完了です。
PC版
出金先の取引所を開いたら、出金したい通貨のアドレスをコピーしてください。
アドレスを1文字でも間違ってしまうと通貨が二度と戻って来なくなってしまうので、手入力でなく必ずコピーしましょう。
バイナンスを開いたら、「ウォレット」をクリックし、「Withdraw」を選択します。
続いて、出金する通貨の情報を入力していきます。
それぞれの入力が完了したら「Submit」をクリックします。
また、アドレスは先程コピーしたものを必ずそのまま貼り付けるようにしましょう。
最後に二段階認証の入力を求められるので、コードを入力してください。
コードの貼り付けが完了するとバイナンスから確認のメールが届くので必ず確認しましょう。
出金の手順は以上となります。
Binance(バイナンス)から出金・送金する際の注意点
仮想通貨の出金は誤った方法で行うと通貨を失ってしまう可能性があります。
大事な資産を失わないためにもここで解説する3つの注意点を事前に把握しておきましょう。
- アドレスは正確に入力する
- 「タグ」が必要となる通貨もある
- 日本円は出金できない
アドレスは正確に入力する
仮想通貨を出金する遠きに必要となる出金アドレスは正確に入力しましょう。
このアドレスを1文字でも間違えて入力してしまった場合、もう2度とそのコインが手元に戻ってくることはないと考えた方がいいです。
ですから、出金アドレスの入力は必ずコピー&ペーストで入力することを心がけましょう。
「タグ」が必要となる通貨もある
一部の通貨には「タグ」の入力が必要な通貨が存在します。
このタグとはユーザーを識別するためのものであり、タグの入力が求められる通貨は必ずタグを入力する必要があります。
また、取引所によっては、タグではなくメモなどと表記されている場合がありますが、どちらにしても同じものを入力すれば問題ありません。
日本円は出金できない
現在、2022年時点では日本円を出金することはできません。
そのため、対応している仮想通貨および法定通貨での出金となります。
15種類ほどの法定通貨に対応していますが、国内からの出金は基本的には仮想通貨を国内の取引所に出金といったケースが多いです。
Binance(バイナンス)で出金制限を解除するには?
現在ではバイナンスで出金を行うには本人確認が必要となりました。
また、本人確認は以下の二段階に分けられています。
- 認証
- 認証プラス
「認証」を行うことでバイナンスでの出金が可能となり、1日最大50,000ドルまでの出金が可能*です。
さらに出金限度額を引き上げたい場合は「認証プラス」を行うことで1日最大200,000ドルまでの出金が可能*となります。(*2022年6月10日現在)
以上のことを踏まえて、ここでは「認証」「認証プラス」の手順を解説していきます。
まず、「認証」に必要となる本人確認書類は以下のものとなります。
- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード
また、「認証プラス」に必要な本人確認書類は下記になります。
認証プラスでは本人確認書類に加えて住所証明が必要となります。
- 銀行取引証明書
- 公共料金の領収書(電気代など)
では、認証、認証プラスの手順をそれぞれ順番に解説していきます。
「認証」の手順
まずは、バイナンスのホーム画面から、右上の人型のマークをクリックしてください。
そこで表示される「身分証明」を選択しましょう。
画面が切り替わったら、「今すぐはじめる」をクリックしましょう。
また、国によって入出金限度額が異なります。
右上の「居住国/地域」から変更可能です。
日本在住の方は「Japan(日本)」に変更しましょう。
続いて個人情報を入力していきます。
「国籍」「氏名」「生年月日」を入力してください。
次に「住所」「郵便番号を」を入力してください。
一度登録してしまうと後から変更することができないため、間違いのないように入力しましょう。
順番に入力し、間違いがないことを確認したら「はい」をクリックします。
続いて、本人確認書類のアップロードを行います。
「アップロードする書類」と「書類の発行国」をそれぞれ選択してください。
アップロードする書類を選択したら書類の撮影を行います。
注意事項をしっかりと読んで撮影を行ってください。
また、既存の写真をアップロードすることができないため、新たに撮影をする必要があります。
パソコンで撮影できない場合は右下のQRコードを読み取ってスマホで撮影を行いましょう。
本人確認書類をアップロードしたら、続いて「顔写真」を撮影していきます。
注意事項をしっかりと読んでから撮影を行いましょう。
顔写真を撮影後、「顔認証」を行います。
画面の注意事項をしっかりと確認し、「はい」をクリックして顔認証を行いましょう。
以上で「認証」は完了となります。
ここからは、バイナンスで審査が行われます。
確認が終了すればバイナンスからメールが届くので確認完了のメールを待ちましょう。
「認証プラス」の手順
続いて「認証プラス」の手順を解説します。
なお、認証プラスを行うには認証を済ませておく必要があります。
まだ認証を行っていない方は先に認証を済ませておきましょう。
まずは、バイナンスの公式サイトから「人型のマーク」を選択し、「身分証明」をクリックします。
認証が完了していると認証プラスが選択可能になります。
居住国を変更し、「今すぐはじめる」をクリックしましょう。
続いて住所証明を行います。
「国」「住所」「郵便番号」を入力し、間違いがなければ「はい」をクリックします。
最後に「銀行明細書」「公共料金領収書」のどちらかを選択し、撮影を行ってください。
アップロード完了後、バイナンスで審査が行われます。
審査が完了すればメールが届くので、メールを待ちましょう。
Binance(バイナンス)から出金・送金できない時の原因と対処法
ここでは送金できなかった時の原因と対処法を解説します。
以下の原因に当てはまる場合は、速やかな対応を心がけましょう。
アドレスの入力ミス
出金先に入力したアドレスが間違っている可能性があります。
心配な方は、出金先に入力したアドレスとバイナンスで取得したアドレスが合っているか確認しましょう。
もし間違って入力してしまっている場合は、バイナンス側の対処は不可能となってしまいます。
タグを入力していない
アドレスとは別にタグの入力が必要な通貨が存在します。
もし、タグの入力を忘れてしまった場合は、出金先の取引所に問い合わせてみましょう。
また、問い合わせを行った時にトランザクションIDを送ることでより早い対応が期待できます。
トランザクションIDは以下の手順で確認することができます。
まず、右上の①ウォレットをクリックし、②取引履歴を選択します。
①「出金」を選択し、②確認したい出金銘柄のTxIDを確認しましょう。
トランザクションが混雑している
アドレスやタグも正しく入力して送金したにも関わらず入金が反映されない場合は、承認作業に時間がかかっている場合がほとんどです。
特にビットコインなどはマイニングによって承認作業を行なっているので、混み合っている場合はどうしても時間がかかってしまいます。
その場合は、多少時間がかかるものの、承認が完了すればしっかりと入金が反映されるのでご安心ください。
また、どうしても心配な方はトランザクションIDから承認状況を確認できますので下記の手順で確認してみてください。
まず、画面右上の①ウォレットをクリックし、②取引履歴を選択します。
確認したい出金のTxIDをクリックすることで、確認することができます。
出金機能が停止された場合
バイナンスでは下記の操作を行なった場合、一時的に出金が停止されます。
- パスワード変更またはSMS・Google認証を無効化
- SMS・Google認証をリセットまたはアカウントロック解除及びメールアドレスを変更
これらの操作を行なった場合、上の場合では24時間、下の場合では48時間出金が停止されます。
また、異常なとみなされる操作が確認された場合も出金が停止されることがあります。
この場合、すでに本人確認済みであれば顔認証を済ますことで出金機能を再開できます。
本人確認を行なっていなかった場合は、本人確認の手続きをすることで出金を再開できます。
Binance(バイナンス)の出金・送金が反映されたことを確認する方法
バイナンスの出金・送金が反映されたことを確認したい場合、以下の手順で確認することができます。
①右上のウォレットをクリックし、②取引履歴を選択します。
取引履歴が表示されるので、ここから確認することが可能です。
トランザクション状況を確認し、「成功」と表示されていればトランザクションが完了したことを意味します。
Binance(バイナンス)に関するよくある質問
Binance(バイナンス)への入金方法は?
バイナンスには日本円を直接入金することができません。
国内仮想通貨取引所で仮想通貨を購入しバイナンスへ送金しましょう。
国内仮想通貨取引所bitFlyer(ビットフライヤー)であれば、リップルを無料で送金できるためおすすめです。
出金をキャンセルすることはできる?
基本的に出金操作をした後にキャンセルすることはできません。
もしアドレス間違いなどに気づいた場合は、サポートセンターに問い合わせてみましょう。
Binance(バイナンス)の出金・送金まとめ
本記事では、バイナンスの出金・送金について解説しました。
いかがだったでしょうか?
本記事をまとめると以下になります。
バイナンスの日本人新規登録が停止したことで、なるべく早く他の取引所に出金したいと感じている方は少なくないでしょう。
アドレスやタグの入力は誤入力や入力忘れをしてしまうと、送金するはずの通貨を失ってしまう恐れがあります。
想定外の損失や誤操作による紛失を避けるため、操作方法と各通貨ごとの手数料や最低出金額をよく確認して送金しましょう。