NFTアートとは?NFTアートの仕組みと購入・販売方法を解説

トレーダ歴2年のあかねさんあかねさん

NFTアートって稼げるの?

トレーダ歴7年のこうきさんこうきさん

NFTアートの仕組みと購入・販売方法や作り方も知りたい

NFTアートをご存知でしょうか?

2021年頃から日本でもNFTアートというワードを聞くようになり、その注目度は増していく一方です。

この記事ではNFTアートの仕組みや購入・販売方法、始め方や作り方、よくある質問にもお答えしていきますので最後までお読みいただければと思います。

この記事でわかること

  • NFTアートとはNFTとデジタルアートを紐づけたもの
  • NFTアートは誰でも簡単に作れる
  • NFTアートは二次流通でも収益を得ることができる
  • 小学生の作品が総額380万円で売れた例
  • NFTアートを売買するにはマーケットプレイスを使用
  • マーケットプレイスはBybit(バイビット)がおすすめ

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目次

NFTアートとは?

NFTは「Non-Fungible Token」(ノンファンジブルトークン)を略した言葉です。

日本語にすると、「代替不可能なトークン」の意味で、ネットワーク上にあるデータに「唯一無二」の価値を与えることのできる技術のことを言います。

NFTは仮想通貨の代名詞であるブロックチェーン技術を利用していて、「たった一つのデジタルデータ」を作成することができる技術のことです。

コピーが簡単にできるデジタルデータですが、NFTの誕生により所有者を明確にすることで、デジタルデータに資産性という価値を与えることを可能にしました。

そしてNFTアートとはデジタルアート作品をNFT化したもののことを指します。

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NFTアートの3つの特徴

唯一無二のデジタルデータ

NFTとは「唯一無二のデジタルデータ」のことです。

NFTの技術が生まれたことで、世界中のデジタルデータに「たった一つのデジタルデータ」という価値を与えることができるようになりました。

画像データが目立ってはいますが、音楽データをNFT化すれば音楽NFTになりますし、動画をNFT化すればムービーNFTの完成です。

NFTアートとはこのように、デジタルデータをNFT化したもののことをいいデジタルデータならなんでもNFT化できます。

誰でも作れる

先ほど説明したように「デジタルデータ作品」をNFT化により、唯一無二の価値を与えることで「NFTアート」と呼ばれるようになります。

例えば、家にあるリンゴを写真に撮ってその写真データをNFT化するとあなたのNFTアートの誕生です。

このように、誰でも簡単にすぐにNFTアートを作ることができます。

後述しますが、ある小学生の男の子が夏休みの自由研究でNFT作品を作り販売したところ総額380万円で売れた例もあります。

作り方も解説していくのでぜひ挑戦してみてください。

著作権は手に入らない

注意しなければならない点は著作権は手に入らない点です。

NFTアートを購入すると所有権を得ることができますが、著作権は手に入りません。

ですのでそのアートを商用に利用などしないように気をつけてください。

ただ中には「CC0」(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)と言って著作権フリーのNFTアートも存在していて、こちらはデータを自由に利用しても大丈夫です。

例えば購入したNFTアートのデータを使ってTシャツを作って販売したり、自社のマスコットキャラとして使用するなどが可能になります。

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NFTアートの仕組み

平等に取引ができる

NFTプラットフォームでは誰でも平等に取引を行えます。

現実世界のアート市場では、出品するのには実績やコネクションが必要だったり、招待されないと出品も購入もできないなど参加するまでのハードルは高いと言えるでしょう。

しかし、NFTアートは実績もコネクションも必要ありません

NFTプラットフォームに登録するのみで取引に参加可能で、仮想通貨とウォレットと呼ばれる仮想通貨を入れておく財布のようなものだけ準備しておきましょう。

現実世界では見た目や職業などで判断されがちですが、NFTアートの世界は国籍や性別、知名度や職業などに左右されることなく、平等にアートの取引を楽しめます。

投資対象として魅力

アートの魅力といえば「投資」です。

若い才能を見つけ安く作品を購入し有名になり価格が高騰したときに売ることで資産を増やす投資家はたくさんいます。

アート投資の面で見てもNFTアートは優れていて、むしろ従来のアートより投資対象として魅力的と言えるかもしれません

NFTアートは価格変動が大きく、短期間で暴騰や暴落する可能性はありますが、その分短期売買での利益を狙えるのと、画像データなので受け渡しが簡単で早く破損の可能性や保存状態を心配する必要もありません。

価値が落ちにくいNFTアートかどうかの判断として、コレクションの創業者が誰か、どのようなアーティストや企業などが関係しているかをチェックしておくのは必須ですので投資の際はよく調べてくださいね。

二次流通でアーティストに収益が入る

まず第一に現物での売買より手数料が安いです。

ギャラリーやアートを管理する会社などに支払う手数料が必要なく、世界最大のNFTプラットホームの手数料は2.5%です。

これだけでもNFTアートは優れているのですが、さらに優れている点は売れたアートが別の人に二次流通、三次流通と流通するたびにアーティストに収益が入ります。

今までは一度売れたらその時限りの収益でしたが、価値が上がり流通していくたびに売上のうち指定した手数料分(1〜10%)アーティストにも収益が分配されるのでアーティストにとって嬉しい仕組みと言えます。

また購入者側も応援しているアーティストにダイレクトにお金を渡せるので購入者側にとっても嬉しい仕組みであるのはNFTアートの優れている点であります。

NFTアートが高額で売れた例

Beeble

最も有名な事例はBeeple氏の「Everydays:The First 5000 Days」でしょう。

この作品はデジタルアーティストとして著名なBeeple氏が5000日という膨大な期間をかけて作った画像を組み合わせてモザイクアートとして発表した作品です。

2021年の3月にこの作品をNFT化してNFTアートとしてオークションに出品しました。

ついた価格はなんと75億円でした。

落札者は世界最大規模のNFTファンド創設者らしく、このNFTアート1枚で一生遊んで暮らせる人生を何度か過ごせるほどの莫大な金額を示したことで、世界中から注目を集めました。

結果この作品がNFTアートブームの火付け役となったのです。

さいとうなおき

日本人でも大きく話題になった人物がいました。

「さいとうなおき」というイラストレーターでポケモンカードを手がけていることで有名な彼が自身で作成したNFTがなんと約600万円で落札されたのです

さいとうなおき氏はNFTに対する知見もあり二次流通でもアーティストに報酬が支払われる点に注目し、アーティストの労働状況の改善をNFTに期待していることから自らこの分野に飛び込んできました。

ちなみに2022年7月の中旬に彼がデザインしたMEGAMIというNFTコレクションが総額一億円の売り上げを記録したのも大きく話題になりました。

小学生で380万円の売り上げ

もう一つ有名な例で、ある8歳の小学生の男の子が夏休みの自由研究でNFTアートに取り組み総額380万円も売り上げを作ったことも大きな話題になりました。

メディアにも大きく取り上げられたのでこちらのニュースをご存知の方は多いのではないでしょうか?

彼の作品の名前は「Zombie Zoo Keeper」(ゾンビ飼育員)といい、iPadを使って描いたドット絵をNFT化しました。

こちらの作品をNFTマーケットプレイスに出品したところ、ドット絵アーティストとして有名な「たかくらかずき」氏が購入。

これをきっかけに話題が話題を呼び、ついには一点80万円で取引された作品も生まれたのです。

ちなみに彼のお母さんである草野絵美さんもその後自身の手がけた「GALVERSE」というコレクションで1日の取引価格世界一という日本初の記録を打ち立てました。

小学生の男の子でも作れるNFTアートが世界に通じたことによりNFTアートが注目されるきっかけになったエピソードでした。

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NFT購入にオススメの仮想通貨取引所

Bybit(バイビット)

bybit 情報

Bybit(バイビット)
おすすめ度 ★★★★★
取り扱い通貨数 200種類以上
最大レバレッジ倍率 100倍
日本語対応

バイビットは、シンガポール発の仮想通貨取引所で、世界中に数多くのユーザーがいます。

日本語対応のサイト、カスタマーサポートも日本語対応可のため日本人にも人気の取引所です。

最大の特徴は全世界で500万人を超えるトレーダーの方達の目に止まる可能性がある点で、うまくタッチすることができれば一気に有名コレクションの仲間入りすることも可能です。

比較的新しいNFTマーケットプレイスなのでライバルが少なめなのもポイントです。

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Binance(バイナンス)

binance

Binance(バイナンス)
おすすめ度 ★★★★★
取り扱い通貨数 600種類以上
最大レバレッジ倍率 125倍
日本語対応

バイナンスとはアジアでも最大級の仮想通貨取引所です。

ユーザー数が多く取引量も多いのが特徴です。

600種類以上の仮想通貨を扱っており、日本語対応もしています。

バイナンス独自のNFTマーケットプレイスを展開しており、ユニークなコラボNFTを販売したことでも話題になりました。

OpenSeaに続き注目されているNFTマーケットプレイスのひとつです。

[cta-binance]

コインチェック

コインチェック
おすすめ度 ★★★★★
取り扱い通貨数 17種類
最大レバレッジ倍率 不可
日本語対応

日本で特に知名度が高いのがコインチェックでしょう。

最大の特徴はアプリの使いやすさで特に初心者の方にオススメです。

また、コインチェックはCoincheck NFT (β版)という国内初のNFTマーケットプレイスを展開しています。

ガス代(手数料のようなもの)を必要とせず、仕組みもシンプルでコインチェックらしい初心者に優しいシステムになっているので、まずはここからチャレンジするのもおすすめです。

[cta-coincheck]

GMOコイン

GMOコイン
おすすめ度 ★★★★★
取り扱い通貨数 21種類
最大レバレッジ倍率 5倍
日本語対応

GMOコインは最短10分で口座既設が可能で、送金や入金などの手数料の低さから人気を集めている国内仮想通貨取引所です。

取り扱い通貨も20種類と豊富で、セキュリティ面での評価も高いです。

Adam by GMO というNFTマーケットプレイスを展開しており、日本円でNFTを取引できるのが特徴です。

youtuberも参加していたりと日本人にとっては親しみやすいNFTマーケットプレイスです。

また、GMOコインは前述の手数料の低さから頻繁にウォレットへの入金が発生しやすいNFT取引との相性の良い仮想通貨取引所と言えます。

[cta-gmo-btc]

NFTアート取引の始め方

NFTアートを始める手順を紹介します。

仮想通貨取引所の口座開設

まず第一に仮想通貨取引所で口座開設をします。

先ほど紹介した4つの仮想通貨取引所はどれもおすすめなので気になった仮想通貨取引所で口座開設してください。

口座開設は早くて即日の開設が可能ですが、銀行情報や本人確認の承認などで使用するまでに1日以上かかることもあるので、余裕を持って取り組んでみてください。

仮想通貨ウォレットの作成

次に仮想通貨ウォレットを作成します。

現在メタマスクを使用する人がほとんどですのでこちらを作成するのがオススメです。

メタマスクは早ければ5分ほどで作成可能ですので、直前に作成しても大丈夫です。

NFTマーケットプレイスへ

STEP.1
NFTマーケットプレイスに入る

今回はOpenSeaを例に購入までの流れを解説します。

STEP.2
コレクションを選ぶ

好きなコレクションを選びます。

STEP.3
選んだコレクションの情報を確認

コレクションのトップページになります。

STEP.4
好きなNFTアートを選ぶ

好きな絵柄のものを選んでクリックします。

STEP.5
Buy nowで購入

Buy nowを押してガス代を合わせた金額を支払うと購入できます

では出品方法を紹介していきます。

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NFTアートの作り方と販売方法

NFTアートの作り方

NFTアートの作り方は基本的に「データ」をNFT化すれば良いのでお好きなデータを用意してNFTマーケットプレイスに登録すれば完了です。

まずはNFTアートにしたいデジタルデータを用意してくださいね。

iPadアプリやソフトを使う

NFTアートを作成する際、デザイナーやイラストレーターなどを本業とされている方はデザインソフトを使用して作品を作成するのが主流です。

ただ、より手軽に作るのであればiPadでも可能ですし、iPadで制作されているプロイラストレーターの方も多くいます。

iPadで使用できる無料のお絵かきアプリで描いた絵でもNFTアートにすることは可能です。

まずは描くことに挑戦することと、NFT化を経験しておくことでいざというときにスムーズに行動できますね。

ドット絵で作る

絵を描くのが苦手な方はドット絵に挑戦するのも良いでしょう。

ドット絵なら描くというよりは作るという感覚に近く、決められたマス目に好きな色を当てはめていくことで絵を完成させていきます。

ちなみにドット絵とはファミコンやスーパーファミコンで使用されていたキャラクターのような少しカクカクした絵のことを言います。

ドット絵を作れるアプリはいくつもありますのでお好みのものを使用し挑戦してみてください。

音楽も販売可能

前述した通りNFTアートは絵だけではありません。

音楽や写真でもNFTアートになります

画像は「OpenSea」(世界トップのNFTマーケットプレイス)のページになりますが、ご覧のようにいくつものカテゴリーがあり下にスクロールするとまだ他にもカテゴリーはあります。

お好きなジャンルで挑戦できるので好みの媒体があるか一度チェックしてみてくださいね。

NFTアートの販売方法

NFTアートの販売方法を解説していきます。

「OpenSea」を例に紹介します。

STEP.1
作成ページに入る

トップページから「create」を選択します

STEP.2
デジタルデータを選択

枠の中にNFTにしたいデジタルデータを入れてください

STEP.3
作品情報を記入

各種必要な情報を記入していきます

STEP.4
「createを押す」

必要な情報を記入、選択したら「create」を選択して終了です

NFTプラットホームによって若干販売までの流れ方法は違いますが概ねこのような流れになります。

NFTアートに関するよくある質問

最後にNFTアートに関するよくある質問への回答をします。

疑問点の解消になれば幸いです。

NFTアートが売れないけどどうすればいい?

NFTアートはその盛り上がりと、誰にでも制作と参加が可能な特性から多くの作品が毎日出品されています。

日本のみならず世界中から出品される作品の中から選んでもらうには、ただ出品するだけでは難しいでしょう。

効果的な方法として「SNS」で集客するという手段があります。

多くの中から選んでもらうのではなく自分の作品をSNSにより認知してもらってから販売することに挑戦してみましょう。

NFTアートが売れた時の税金は?

NFTアートが売れた時にかかる税金は、仮想通貨と同様に雑所得として課税されるのでご注意ください。

雑所得の合計が20万円を超える場合は確定申告が必要になります。

NFTアートでの収入はもちろんですがその他の投資の収益も含まれてきますので、ご自身の収入などを管理しながら記録をつけておくようにしましょう。

NFTアートに無料配布はあるの?

無料配布で獲得するチャンスもあります。

TwitterやDiscordと呼ばれるコミュニティチャットの中に、指定された条件をクリアした人にギブアウェイと呼ばれる方法でNFTアートを配布するユーザーがいます。

普段から情報をキャッチしておくことでこのギブアウェイ企画に参加することができるので、よく企画を行っている個人やコミュニティは常にキャッチしておくようにしましょう。

NFTアートのまとめ

この記事でわかること

  • NFTアートとはNFTとデジタルアートを紐づけたもの
  • NFTアートは誰でも簡単に作れる
  • NFTアートは二次流通でも収益を得ることができる
  • 小学生の作品が総額380万円で売れた例
  • NFTアートを売買するにはマーケットプレイスを使用
  • マーケットプレイスはBybit(バイビット)がおすすめ

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いかがだったでしょうか?

NFTアートの特徴は、誰でも簡単に作成できて全世界の人々に届けることができることです。

また、従来のシステムより手数料が安く、収益を得る仕組みも販売時だけでなく二次、三次と流通する度にアーティストに報酬が入るなど画期的なシステムによりアーティストが活躍しやすい土壌になっております。

購入者からしても応援しているアーティストに、より多くのお金をダイレクトに支払うことができるのでお互いにとって良い仕組みと言えるでしょう。

小学生でも世界に通じることができるNFTアートの世界に作り手として飛び込んでみるのはいかがでしょうか?

もちろんコレクターとしても面白い世界なので、本記事を読み一歩踏み出していただけますと嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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